教室だより・お知らせ

書き順が大事

神奈川・藤沢・横浜・大船書道教室
主宰の木村繍花(しゅうか)です。

「ひらがな」がやっときれいに書けるように
なったころ、次に来るのは漢字です。

漢字を覚えるためには、書き順は大事ですが
覚えることだけに必死になると
書き順が後回しになってしまうことがあります。
そのために漢字もきれいに書けない・・・

お習字の硬筆課題も学年が上がると同時に
漢字が多くなります。
教室ではお手本の他にトレーニング用紙を
渡すのですが、「この書き順始めて知った」
「ここを最後に書くんだ!」
「先生間違ってない?笑」など
漢字の書き順を忘れてしまっている。

先に左を書いていくと書きやすかったり
上から書くと最後がスッキリするなど
きれいに書くための書き順を
難しいところ、間違いやすいところは
書いて全員に伝えるようにしています。

大人クラスでも同じです。
先月の課題は「飛翔」でしたが
「飛」の二画目と三画目を
間違えてしまう方が多かったです。
私も最初は正しくかけていたのか・・・
怪しいと思います。

書き順よりも
書きやすい書き方から
書いてしまうのは、普段の文字が
楷書で書いている所にあります。

もともとは隷書から日常の早書きとして草書
それを読みやすくしたのが行書
そして楷書となっています。

大人クラスで「飛」を行書で書いてみたら
文字の流れが分かり、書き順に納得されていました。

書き順も一緒に覚えていくと
きれいな文字も書けるように
なってきますよ!