教室のできごと

お習字と書道のちがい

藤沢書道教室・横浜お習字教室「ふたばの荘」木村繍花です🍀

お習字と書道は同じ言葉のようですが違います。
「同じ筆で書くのに違うの?」
「子どもはお習字で大人が書道じゃないの?」
それは
書かれた漢字を見るとすぐにわかります。

お習字の「習」は鳥の「羽」と下には自分を意味する「白」
が一緒になった漢字になります。
習うとは自分が飛ぶこと学ぶことになります。
毎日正しく同じことを習い習慣となり繰り返す
という意味にもなります。

習字は文字を正確に書くことを練習する
ということになります。

では書道はどんな漢字の意味があるのかというと
書は筆を持つ姿から生まれた漢字になります。
事物を集めて書くという意味になります。
いろいろな角度から文字に触れ毛筆で書く
特に「道」という文字がつくお稽古事は
頭の方向がわかるような「首」と
進むを意味する「辶」から成り立っています。
進むべき道があるという事なのでしょう。

書道は技術だけを習うのではなくその先にある
人としてのあり方を極めることにも繋がります。
自分だけの新しい書が道を開くのでしょうね

お習字と書道はどちらも書くことは同じですが
正しく習い正確に書き、その中に精神性な部分も学び
取り入れて行くことなのかもしれませんね。

ますます書くことが興味深くなってきました。
お習字から初めてみませんか😊

今日もお読みいただきありがとうございました