教室だより・お知らせ

書くことで身に付く力

藤沢駅前・横浜・大船書道教室
主宰の木村繍花(しゅうか)です。

書道ではお手本の文字を見て
今度は真っ白な半紙の上に目線を変えて
見た文字を思い出しながら書きます。
お手本を見る時に大切なのが

●文字の大きさ
●線の長さや太さ
●文字の形

特に子ども達は書き始めの場所
半紙などを折って文字の中心が
どこにあるのかゆっくり見てもらいます。

見る力が強くなることで、記憶する力も
増してきます。
「ここが中心だからここから・・長さはこのあたり」
と、次第に書ける力が身についてくるのです。

お手本を見ながら書いているけれど
線の長さなどが違ってしまうのは
自分の思い込んだ文字の形があるからです。
そんなときは生徒さんに自分の文字を
自分で添削してもらいます。
もちろん良く書けているところは
「はなまる」も付けます。

「ここは少し長いですね」
「このハネはよく書けています。はなまるです」
最後には点数100点まで付けていました。

添削した後に書いた文字は
お手本通りの大きさになり
書けなかったカブーのところの
微妙な変化までしっかりと
書けるようになりました😆

繰り返し書くことで、見る力・書く力
そして記憶する力が増してきます。
子どもにとっても大人にとっても
書くことで身に付く力は大きいですね。

9月の体験は25日です。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

お読みいただきありがとうございました。