教室だより・お知らせ

楷書と行書の違い

藤沢・横浜・大船書道教室
主宰の木村繍花(しゅうか)です。

小学校から通っている生徒さんが今年で中学生
「お習字は辞めない!」と部活の合間に
通ってきてくれています。

級から段になり書道の基本線は完璧!!
なのですが中学生になると「楷書」より「行書」を
書くことが多くなります。

「楷書」とは点画を正確に書いたもの
書道で一番最初に習う基本的な書体です。
書き始めも書き終わりもしっかり止めて書きます。
お習字で良く言われるトン!スッ〜トン!です。


(2枚の写真、上が楷書で下が行書です。)

「行書」とは楷書を少し柔らかく崩して書いたもの。
次の線に続けて書く書体のことを言います。
そのためには正しい書き順を知っておくことが大事なので
子どもクラスでは書き順のクイズをします。

さて行書をはじめた中学生さん
今までのしっかりと線から
突然の流れるような曲線に
最初は戸惑っていましたが、
ちょっとした練習方法を重ねていくと、
線も滑らかになってきました。

書かれた文字に成長を感じますね。

夏休みも始まり今年の8月は学童の要素を兼ねた
教室を開講しようと思っています。

単発参加も可能となりますので
お習字をしてみたい!
夏休みの自由研究にしたい!
遊びに行きたい!などなど
是非お待ちしております。