教室だより・お知らせ

子どもの文字から大人の文字に

藤沢駅前・横浜保土ヶ谷・大船鎌倉書道教室
主宰の木村繍花(しゅうか)です。

同じひらがなでも
子どもの書き方と大人の書き方では
少し変わります。

どのような違いがあるのかというと
文字の形が真四角か長方形かで変わってきます。

小学校の頃を思い出していただくと
四角いマス目のあるノートに文字の練習をして
テストでも真四角の枠の中に答えを書いていたとおもいます。

バランスというよりも
平仮名や漢字が「書ける」こと「覚える」ことに
集中して、はやく書いて覚えていました。

お習字も均等の等しさを求めることが多く
自然と文字が真四角になってしまうんですね。

大人になるにつれて、文字を書く場合
真四角の中に書くのではなく
ただの線の上に書く場面が多くなります。
(線がある場合はまだ良いけど・・・・)

ほとんどの「平仮名」は書けるし漢字も書ける
覚えて書くというより
文字に触れる機会が多くなり
綺麗さを求めるようになっていく。

改めて自分の文字を見てみると
小さい頃の文字の感覚がまだ残っていて
大人っぽい文字が書けるようになりたい!
スラスラと綺麗に書けるようになりたい!

わたしが大人になって、また書道を
習い始めたいと思ったきっかけもここにあります。

そこで大人っぽくひらがなを書くには
真四角に書くのではなく
長方形を意識して書くこと。
それだけで変わってきます。

大人の書道教室では、このような違いを
お伝えして一緒に学んでいきます。

教室は華やかというより逞ましい教室の雰囲気で
何があっても大丈夫!と思えちゃいます。
よかったら遊びにいらしてくださいね。

お読みいただきありがとうござました。