教室だより・お知らせ

お習字が書けるようになる3の方法

藤沢駅前・横浜保土ヶ谷・大船鎌倉書道教室
主宰の木村繍花(しゅうか)です。

小学校3年生からお習字が始まりますが
お習字を習ったことのないお子様には
最初に「筆」や「墨」そして「紙(半紙)」に
興味を持ってもらうことから始めます。

筆には細さや太さ、滲みや擦れなど
墨の付け方や書き方でさまざまな線が
書けることを体験してもらいます。

「わぁ〜広がってきた〜」と
半紙に墨がどんどん滲んでくることで
墨の付け方や取り方を伝え
紙に筆を置く毛先の方向で線の太さや
細さが変わることを見てもらいます。

そのときに大事なので力を抜くこと。
力を抜いて体で書く「筆運び運動」
どうしたら筆の運びがわかるかな・・・と
いろいろ考えて体全体で書ける書き方です
(低学年のお子様にとっても人気)

その筆運動でマル書いたりハート書いたり
文字を書くのはその後です。
「書くことは楽しい」「お習字は楽しい」と
感じてもらえることが上達の一歩です。

次のステップとしてお手本を見れるようになる
しっかりと見ることです。
「この線は真っ直かな?」
「短い線と長い線はどこ?」
「太い線と細い線はどれくらい?」
見ることがでイメージされ
それが手に伝わってきます。

その段階までくると、今度は自分から
「きれいな字が書けるようになりたい」と
思うようになってきます。

「トメ」「ハネ」「ハラい」
「トン〜スッ〜トン」を意識しながら

自分の名前や好きな食べ物
好きなテレビや好きな色
いきたい場所など身近なものを
筆で書いていると楽しくなるんですよね。

書けるようになるには
筆や墨などお習字に興味を持つこと
(道具やものを大切にします)
書く楽しさを味わう面白さを知ってもらう
(集中力がグンと上がります)
お手本が見れるようになる
(比べることでキレイを知ることができます)

今週もお習字始まります。
来月の予定は月末にお知らせしますね。