教室のできごと

考える力がつく

藤沢書道教室・横浜お習字教室「ふたばの荘」木村繍花です🍀

小さい頃は転んだり、迷子になったり・・・
考えてから動くのではなく
動き出してから考える幼少時代でした。

「考える」とは学校の勉強を解くために考える
こととは違う「考える力」も生きていく上では
とっても重要になってくる事がわかります。

そもそも考えるとは何か?
どちらかを選ばないといけない時
Aを取るかBを取るか考えます。
咄嗟に好きな方のAを
取っているかもしれませんが
「好きな方を取る」と一瞬でも考えています。
そして決めている。

また、どちらも選べなくて他人に任せてします
事もあります。こちらも考えてないようで、
「他人に決めてもらおう」と一瞬でも考えて
決めています。

自分の力で決めていくことは
考えるからできる事です。

書道ではこの「考える力」として
自分が書いたもの、お手本を隣同士に置いて
違いをチェックしてもらいます。
その後に、線の向きや形など発表してもらい
お手本を見ながらもう一度書いてもらいます。

その次に書いているところをみてもらい
筆を立てて書くと書きやすいこと
難しい書き方のところは何度も
見てもらって、一人ずつ書いてもらいます。
「こうなんだ!」「こうやって持つんだ」
「書くときはこうなんだ」

と考えて知って決めていく。

筆の持ち方も最初はできなくても
違いがわかると、書きやすい持ち方に
考えてできるようになります。
考えることで想像力も生まれてくる。

見る力は考える事に繋がります。

お手本を見て書いているつもりでも
違いがわかり考える事で、
今度はお手本の見方が変わってきます。

書くことは見る力考える力など
あらゆる場面で必要な要素がたくさんあります。

「できた!!」いう達成感も味わえます。

動き回って落ち着きのない生徒さんも
今ではちゃんと毎月課題を提出しています。
出来たときの笑顔が最高なんですよね。
笑顔は書道教室の先生になった喜びの一つです。

体験書道今月は25日(日)開催です。
今日もお読みいただきありがとうございました。