教室の想い

好きを知ることで成長する

藤沢駅前の書道教室・横浜保土ヶ谷お習字教室
「ふたばの荘」木村繍花です🍀

生まれて初めて掴んだものは
お母さんやお父さんの指だったと思います。
甥っ子が生まれた時に小さな手で
私の指を掴んだ感触は今思い出しても
愛おしくなります。

それから手に持ったものは何でも
口に入れて確認し始めます。

赤ちゃん時代は視覚や聴覚よりも
ミルクを飲む口の発達が一番早く
興味のあるものを口に入れることで
判断していると言われています。

「これは美味しくない」と感じたことで
今度は持った物を振ったり投げたりします。
座れるようになると、持った物を自分の意思で
動かせることを知ります。

持ったものから線が出てくるクレヨンなど
書くということを知り、最初は
クルクルやあちらこちらの線も
言葉のやりとりができるようになると
ひらがなに興味を持って
読めるようになり
ただの線がひらがなに変わってきます。

ひらがなが書けるようになるのは
4歳〜5歳と言われいます。

教室には現在5歳のお子様が通っています。

お手本の字を見て書くのですが
自分で書いた文字と比べて見せて
「どこか違うのかな?」と聞くと
「ここ長かった」「ここ真ん中だった」
書くことで考える力と判断力も育ってきます。

また、お手本ばかりではなく
好きな文字を書くこと
自由に書くことも教室の時間内でします。

自由に書いた文字こそ、子どもたちの
今の状態がはっきり表れます。
子どもの筆跡は大人とは違います。

好きな文字をたくさん書いて
「好きなこと」「好きなもの」を
小さい頃からいっぱい感じて欲しいと思います。
好きを知ることは大人になって
とっても大切なことに繋がります。

私の好きな言葉「一期一会」
恩師の先生の作品です。

3月の体験は3月14日(日)11時のみとなりました。
家族で体験もできますので、
お気軽にお越しください。

今日もお読みいただきありがとうございました。