書くことより止まる力
藤沢駅前・横浜保土ヶ谷・大船鎌倉書道教室
主宰の木村繍花(しゅうか)です。
今月の小学2年生はカタカナの「ゼロ」を書きました。
ひらがなは曲線が多い文字で筆使いにコツがありますが
カタカナはシンプルに、書道の大切な要素がたくさん詰まっています。
優しく「トン」と筆を置いてから「スッー」と書き止まります。
この最も大切な「トメ」がカタカナには必要なのです。
初めての筆を持つ子ども達にとって
筆を動かすことはとっても楽しいものです。
夢中で書き進めますが、最後でしっかり止まることは
意外と難しいのです。
子ども達は元気いっぱい動き回って
疲れたら止まって呼吸を整えます。
実は筆も同じです。
たっぷり墨を付けて勢いよく書き
最後は墨が止まるのと同時に手も止めて
筆を整えることが大切となります。
走ったら止まる
書いたら止まる
書道や硬筆(鉛筆)の練習で繰り返し「止まる」ことを
身につけていると、自然と集中して座る力が育ってきます。
実際に教室には年中さん年長さんのお子様が通っていますが
90分のレッスン中、動き回ることはほとんどありません。
だからといって、じっと座っている訳でなく
「先生!書けた!」と嬉しそうに持ってきて
「もう一回書く!」と自分から何度も挑戦する姿が見られます。
子ども達の「できた!」という喜びが
「書きたい!」につながって
書くことって楽しいな!と自分の字に
自信を持って欲しいと思います。
書道ではきれいに書くことだけでなく
筆を動かす中で、自分自身を整えることも
大切にしていきたいですね。
まだ小さいから書道は早いかな・・・
大人になってから通うのは少し恥ずかしい・・・
そんなふうに思われる方もいらっしゃるかもしれません。
教室には年長さんから90歳を超える方まで
それぞれのペースで楽しく学ばれています。
年齢に関係なく「やってみたい」という気持ちが
始める1番のきっかけです
文字を書く楽しさを一度体験してみてくださいね
